タカラヅカに関係があるといえばあるし、ないといえばない...(苦笑)

ビジネス書とかパソコン誌とかを見てると、GoogleとかYahoo!を使って情報を検索するって話が最近いっぱい出てるけど。
インターネットって世界には無尽蔵に「情報」や「知識」が溢れてて、それらは取り放題、使い放題ってイメージがあるけど。

でも、ネットの世界って「集合知」の世界っていわれてるよね。みんなで「知識」や「情報」を持ち寄って、それが集まって蓄積されて、大きな情報源になるって感じかしら。

ネットの世界の「知識」や「情報」は持ち寄ることが前提なんだと思うの。ギブ・アンド・テイクが基本。ネットで「知識」や「情報」を得たら、再生産してお返しするのがマナーなんじゃないかなぁ....って思う。

だから、ビジネス書やパソコン誌で「インターネットの情報を活用する!」みたいな特集を見てると、検索して利用するばかりの人々、情報を消費するばっかりの人々って気がして、ちょっと違うんじゃないの〜?って思うことがある。なんていうか、エコ意識がなくてリサイクルに協力しない人たち、みたいな。

その点、宝塚ファンの人たちって、ネットとうまくお付き合いする人多いよな〜って思う。掲示板の類にしても、ブログにしても、結構活発だし。みんなどこかで得た情報を、自分のメディアで再発信して、ネットにお返ししてるものね。ただブログにリンクを載せるだけだって、そのリンク先の情報に何らかの意味を見出したっていう「自分の評価」を付加価値として与えたことになるわけだから。プラスアルファの意味、プラスアルファの価値をのせて、ネットにお返ししている。

まぁ、もともと宝塚ファンの人って、お手紙書いたり、同人誌作ったり。「書く」ってことが好きな人が多いって背景もあるかもしれないけど。

誰かが言ってた「Web2.0」にかなり近い世界なんじゃないかな〜なんて思ったりする。

でも、持ち寄った「知識」なり「情報」だから、玉石混交っていうのかな、正しい「情報」もあれば間違った「情報」もあるわけだし。どこかに誰かが書いた意見は、その人の意見であって、必ずしも「みんなの意見」でもないわけだから。

その中で何を感じて、何を読み取っていくかは、自分の責任だし。そういうことを自分の頭で考え、自分の心と体で感じるようにしなくちゃいけないよね......


な〜んてことを、毎朝出勤の途中でいつも立ち寄るコーヒーショップで『GoogleYahoo!で検索に強くなる』とかって特集が載ってる雑誌を熱心に読んでる若そうな男性サラリーマンを見て、ふと思ったりしました。

ま。タカラヅカに関係があるといえばあるし、ないといえばない話題。たまには(苦笑)