新時代の幕開け?

宝塚音楽学校で昨日、合格発表があったようですね。今年入学の.....97期生ってことかしら?
宝塚音楽学校で合格発表[NHKニュース]
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015063431000.html
“ダイヤ原石”タカラジェンヌへ第一歩[SANSPO.COM]
http://www.sanspo.com/geino/news/090330/gne0903301139000-n1.htm
争率27.65倍!宝塚音楽学校合格発表[SANSPO.COM]
http://www.sanspo.com/geino/news/090331/gne0903310501000-n1.htm
歓喜の母子 宝塚音楽学校で合格発表[MSN産経ニュース]
http://sankei.jp.msn.com/life/education/090330/edc0903301156000-n1.htm
27倍の難関くぐり抜け笑顔 宝塚音楽学校で合格発表[asahi.com]
http://www.asahi.com/culture/update/0330/OSK200903300061.html
夢への扉開いた 宝塚音楽学校 合格発表[産経関西]
http://www.sankei-kansai.com/2009/03/30/20090330-008062.php

今朝のとくダネ(⇒コチラ)では、新しくなった音楽学校入試科目&カリキュラムについて、宝塚ファンで知られる笠井アナウンサーが解説してました。
入試では、一次試験のバレエと歌がなくなって、面接だけになった。二次試験も、舞踊はバレエに限らず、自分の得意な踊りでよくなった。日本舞踊でも、ジャズダンスでも、モダンでも、なんでもOKとのこと。で。歌も、初見とか課題曲はなくなったらしい。そういう解釈でいいのかな?
その代わり、音楽学校に入ってからのカリキュラムにボイストレーニングピラティスが加わったらしい。入団後に怪我や病気で休演したり、喉を痛める生徒さんが少なくないことを思うと、自分で自分の身体をメンテナンスすること、きちんとした発声を覚えることは、よいことだと思います。
反面、茶道とか狂言とか、いわゆる「身のこなし」のお稽古がなくなってしまったのは、残念かな。お行儀って言うだけじゃなくて、体の使い方みたいな訓練になるのではないでしょうか.....って思うんですが。素人考えですが。
あとなくなったのは、英会話と、音楽史。まぁこの辺は、本人の自覚の問題といってもいいかもしれないものね。教養は自分でつけましょう、と。
たしかにこれまで、音校受験が過熱気味で、入学して燃えつき症候群になっちゃったとか、全般に生徒さんが優等生でこじんまりしてきた、とか、聞くと、やっぱこういう改革はいいのかな.....なんて思います。でも、試験官の側にも「見る目」が要求されますね。先生方、宝塚歌劇だけじゃなくて、ひろくたくさんのジャンルの芸能を見て、しっかり見る目を養ってくださいね!.....なんて上から目線(笑)
まぁともかく。この改革で、スケールの大きなスターさんがたくさん生まれてくれるといいですね。これから入学する生徒さんたちは、110周年を支える大事な人材。新しい時代の新しい歌劇を生み出すべく、頑張ってほしいと思います。