渡辺武雄さん。日本中を回られ、各地に伝わる民俗芸能を記録。それらをもとに民俗舞踊レビューを作られた方です。代表作は『火の島』かしら?
今年3月に惜しまれつつ永の眠りに就かれました。93歳だったそうです。

宝塚名誉理事・故渡辺武雄さんしのぶ会に500人[スポニチAnnex]
http://www.sponichi.co.jp/osaka/ente/200805/29/ente211361.html

昨年の月組公演『MAHOROBA』も、渡辺センセイの業績が多く反映されていたことと思います。スカイステージでも、特集番組が組まれていました。その頃はまだ、お元気でしたのに....

民俗芸能から世界へ〜渡辺武雄が託す、未来への夢〜[タカラヅカ・スカイ・ステージ]
http://www.skystage.net/program/07/08_watanabe.html

宝塚歌劇」は、単なる娯楽の枠を超えて、日本の文化の一端を担う存在だと思うし、そうであるべきだと思うのですね。そのような存在であるために、渡辺センセイのような方々の功績は、とても大きかったのではないかな.....と、思います。そういう方々のエネルギーが、今の宝塚歌劇を支えているんじゃないかな。それも一つの側面なんじゃないかなって思います。