とらえどころがない作品....

でも結局のところ、『グレート・ギャツビー』が描きたかったのは何だったのかな.....って気は少しした。
デイジー。あいあい。綺麗でした。お衣装が素敵。愛と夢に破れて現実に埋没している女性。結局のところ現実から逃れられない女性。とっても魅力的なのに、なんだか痛々しくて、目が離せない。
ニック。あひちゃん。いい人。あひちゃんて、知的でいい人が似合う。人を信じ、人を愛し、地道に生きる男性。私はとても好きです。紺のブレザー姿がとてもかっこいい。
トム。もりえちゃん。財力と昔の栄光をカサに着た、尊大なイヤなやつ。ものごとを深く考えてなくて、脳ミソ筋肉系の男性。なんかもりえちゃんて、こういう役似合う。意外(苦笑)。いい味でした。やっぱ舞台の上で映えるしね。歌もよかった。
ジョーダン・ベイカー。涼城まりなちゃん。キビキビハキハキしててよかった。どちらかといえば、狂言回し的な役割だよね?けど、いいアクセントになってた気がする。娘役さんのこういう使われ方、好きだな。お衣装もかわいかった。
マートル。憧花ゆりのちゃんとその周辺に集まる女の子たちも、キュートでよかった。お衣装がかわいいし。たぶんきっと、この時代の空気なんだよね。驕慢っていう言葉が似合うのかな。マートルの恋心はせつないよね。
この時代。大きな戦争が終わって、世の中が変っていこうとしてて、女の子たちはみんな「どこか違う」って思ってたってことかなぁ....