妖精の羽はたたまずに......

フジサンケイENAKで、昨日の雪組千秋楽の記事を読んだ。
雪組さんらしい、とてもあたたかな雰囲気の千秋楽だったみたいですね......コムちゃんは最後までコムちゃんらしく清々しく、まーちゃんは最後までまーちゃんらしく幸せそうだったらしい........

ベルばら以来、とっても痩せて、シャープな表情を見せていたコムちゃんが、とても穏やかでやわらかくて。下級生の頃を思い出させるような笑顔の写真が掲載されていて。あ〜この立場で緊張感を絶やさずにきたのだなと。頑張ってきたのだなと思って、胸がじ〜んと熱くなる思いがしました。

サヨナラのグラフ特集の中に、お迎えの、いつもの赤い車の前で佇んで涙をこらえる表情を見せた写真があった.....切なかった。

フェアリーたちは、妖精の羽を緑の袴に取り替えて、大階段を下りてくる。
夢の世界で軽やかに舞う羽をたたみ、現実の世界へ足を踏み出すのだと思っている.......けど。コムちゃんとまーちゃんは、妖精の羽をつけたまま、次の世界に、新たな夢の世界へ飛び立っていくのではないか....そんな気がする。

コムちゃんとまーちゃん。二人のすぐれた表現者雪組にいたことを、いつまでもずっと記憶にとどめておきたいと思った。